さてさて、我々は基本的に小学校に入って歴史を学びます。
縄文土器・弥生土器などを学んだ後に来ますね、邪馬台国!
どんな歴史音痴でもさすがにこれだけは知っているんじゃないかしら?
僕的には、魔女みたいな女が治める日本!
なんか格好よく感じたものです
ヽ( ゚∀゚)ノ クール・ジャパーン♪
ヽ( ゚∀゚)ノ クール・ジャパーン♪
しかし邪馬台国には最大の問題がある。
これら中国の書には邪馬台国が出てくるんだけど、当の日本。古事記や日本書紀には邪馬台国は出てこない。
だから邪馬台国なんて信じちゃだめだよ。
ってのがこの本。もう10年くらい前の本だけど、当時はこの国民シリーズは流行ったよね。
この本【国民の歴史】によると、中国の歴史書なんか信じられないってのね。
例として「明史日本伝」ってのに織田信長の記述がある。
何と書かれていたのか大ざっぱに説明すると
「関白の信長が、薩摩の下男だった秀吉に木下という名前をつけて家来にした。木下が阿奇支(アケチ)を攻めにいったら信長は明智に殺されたので、木下は明智を滅ぼした」
ってメチャメチャな文
しかも、だいたい1402年に朝鮮で作られた日本地図がこれだかんね。
だから魏志倭人伝なんか信じるに値しないって文章が書かれています。
でも考えてみてよ
先ほどの信長の文も、メチャメチャかもしれないけど、大雑把にいえば根本は間違ってはいないよね。
ならば卑弥呼みたいな女王が治めてた日本というというのも、大雑把には間違いないのではないだろうか?
じゃあ卑弥呼は誰?
奈良に箸墓古墳ってのがあります。これが卑弥呼の墓じゃないかという意見がある。
これは第七代・孝霊天皇の皇女である、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)のお墓だということです。
この人が卑弥呼ってこと
えらく長い名前だけど、最後の二文字を見てよ
姫命(ひめのみこと)ですね。
【ひめのみこと】が、【ひみこ】に略されたとは、考えられないかしら?
しかも中華からしてみれば、はるか東方の蛮族に【姫】や【命】みたいな良い字をつかいたくない。
それで【卑弥呼】という悪い字を使ったのでは?
そんでまあ、僕は邪馬台国は機内説なんだけど、もう後は考古学上の発見に頼るしかないでしょうね。
文献での研究には、さすがに限界が来たと思う。
日本が好景気になって、大学にも予算が回って、発掘事業が進むことを願います。
最後にこの本
邪馬台国について斬新な意見が述べられています
この本によると、邪馬台国は超意外な場所です。
しかもその場所は邪馬台国の地名が残ってるじゃん!
あれ?もしかして本当にそうなんじゃない?って思っちゃう面白い本です。
邪馬台国があったとされる地の2大本命!
九州説と機内説に決着がつかないってことは、もしかしたら、どちらにも邪馬台国は無かったからではないか?
そしてこの本の意見が正しいのではないか?
マジ面白い本です!
ブックオフで105円で見つけたら、絶対買いですぞ!