はい新書庫です。
【北斗の拳】ってマンガは大抵の人がご存知ですよね。
30年くらい前のマンガなのに、古いどころか、今なお輝きを放つ素晴らしい物語です。
しかし、私はこのたび【北斗の拳】を読み返して、思うところがあったのです。
いかに世紀末とはいえ、登場人物があまりにも困ったちゃんなのです。
それは変な悪役にとどまりません。
むしろ主人公のケンシロウが凄い困ったちゃんなんです。
この書庫ではそのへんをフィーチャーしていくのです。
だいたい、コミックで【完全版】がでたから嬉々として買ったら、今は【究極版】が発売されてんのよ!
なんだよそれ!出版社が一番の困ったちゃんやねん!
( ゚Д゚)ゴルァ!
( ゚Д゚)ゴルァ!
関西弁で怒ったところで、今回の物語を見てみましょう。
核戦争後の世紀末の無法地帯の世の中です。
不毛の地を豊穣にしようと、爺さんがお米の種もみを手に入れたのですが、悪者たちに襲われてしまう。
今はあげられないけど、稲作がうまくいったら、悪党のあんたらにも分けてあげると言う。
何という素晴らしい爺さん。
相田みつおの【奪い合うと足りない。分け合うと余る】という言葉の実践者じゃないですか!
で、ケンシロウに助けてもらって村に帰ります。
だがその村が悪者に襲われてしまう。
もちろんケンシロウはそんな悪者を許しません。
敵をやっつけます。
だが、村は壊滅。爺さんも死んでしまいます。
でも爺さんはケンシロウに未来を託しました。
どうかこの種もみは実らせて欲しいと。
で、ケンシロウはどうしたかというと・・・
なんと爺さんを葬った墓に種もみをパラパラとまいてしまいます。
Σ(o゚д゚oノ)ノゥソッ!!
Σ(o゚д゚oノ)ノゥソッ!!
バットに言われます。
そんな所にまいたって実るわけねえだろ。
いやいや、実らない実らない!
水田に稲をウエンズデーって教わらなかったの?
畑の米もありますが、お米は水田で作るものです。
ましてやこんな不毛の大地に実るはずないっしょ!
なにカッコイイ事を言ってごまかしてんのよ。
実るわけねーだろ!
( ゚Д゚)ゴルァ!
( ゚Д゚)ゴルァ!
爺さんの夢はこういう事でしょ。未来のために命をかけた!
爺さんの心を汲んで、どっか信頼できる村に頼めばいいじゃない。
爺さんを殺したのは、悪者のキング支配下のスペードだけど、
爺さんの夢を完膚なきまでに葬ったのは、お前だぞケンシロウ!
ε=ε=ε=(((怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァ!!!
ε=ε=ε=(((怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァ!!!
と、まあ、ケンシロウってそうとう痛い男なんです。
南斗や元斗の連中もかなり痛い。
これからこの書庫で、これらを検証していくのでよろっしくす。
ヽ|。・ω・|ノ ヨロスク~♪
ヽ|。・ω・|ノ ヨロスク~♪