「科学的とはどういう意味か」森 博嗣 著 (幻冬舎新書)
科学が全てじゃない。なんて言っちゃダメよ。
みなさん科学っていったらどんなイメージ?
あ、申し遅れました。
こんばんは、私は鉄腕アトムを作った【天馬博士】とよく間違えられる【電マ博士】です。
科学って聞いてアレルギー出た人いる?
「科学がすべてじゃない!」とか考える人。
すべてじゃないけど、科学以外で何かを証明発展させられるものでもない。
数字アレルギーになってはいけません。科学的思考法とは、本当に何が正しく、何を証明できるのかをじっくりと時間をかけて真実を見極める思考です。
これを無視して
「難しい話はいいから、結果だけ教えて!」
そう考えるのが1ばん危険。
長くなっちゃうんで、はしょるけど、ダイエットを科学的に考えればすぐわかる。
痩せたければ、食べる量を減らして運動を増やせばいい。
それを科学的な思考を無視して、バナナがいいとか納豆がいいとか、それはオカルトと変わらないでしょ。
津波を例に出すと。
5メートルの津波を5メートルの防波堤では防げません。
津波は数10センチから数メートルくらい地面が盛り上がるんだけど、その範囲が広い。
押し寄せる水の体積がすごいのです。
学校のプールが1メートルとちょっとくらいの深さでしょ。
でもその水が自分の部屋に全部入ってきたらどう?
1メートルとか関係ない。天井まで水没して、さらに溢れるでしょ。
じゃあ津波がきたらどういう所に逃げたら良いのだろう?
津波の本質や、水の体積を考えて、普段から避難所を設定する。
そういうのが科学的思考法ということ・・・
1番いけないのは、政府は信頼できないとかいいながら、放射能の測定からの安全の基準を政府の発表にゆだねるという愚かしさ。
信頼できないとか言いながら、頼りにしてんじゃん。
少しは自分で考えろってこと。
自分で勉強しなさいということ。科学を元にしてね。
かな?
どうかな?
僕も完全に理解したわけでもないんで、興味ある人は読んでみてね。
ワシの書評はいつも適当だからな。
(ノ´∀`*)エヘヘ